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復活されたイエス・キリストと共に歩む自己救済2その1

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謹啓 すべての国民が敬愛する天皇陛下

令和4年6月15日

 再度申し上げます。天皇陛下におかれましては、どうか新しいキリスト教の開設者になっていただきたいと思います。全能の神の依頼により、再度お願い申し上げます。

                                          謹白

                                        

以下本文です。

再度申し上げます。                          天皇陛下、どうか新しいキリスト教の開設者になって下さい。

 天皇の価値は、日本人が思っているものと、それ以外の国の人々が思っているものとは幾分違うようです。天皇家の歴史的長さについて簡単に紹介しますと、明治政府は神武天皇が即位してから、2600年にわたって天皇家が続いてきたとして、西暦紀元前660年を「神武紀元元年」と決めました。また、1940年には神武紀元での「紀元二千六百年記念行事」が行われました。しかし、歴史学的には、天皇制が史実として認められるのは7世紀後半からの1300年程度だと考えられています。それは、初期部分には、神話的要素があるためと思われます。天皇制は、このように相当長く日本人が意識的に維持してきた制度であり、このような一つの制度が長く続いている例は、世界でも類を見ません。

 天皇の存在を唯一性という観点から考えてみると、唯一性とは人間から見た場合、無数にある選択肢の中の一つというのは、ほぼないに等しい、つまり人間の感覚では「ゼロ」に等しいといってもよいもので、探すことが非常に困難であるものではありますが、神から見ると唯一性というのは、「私(神)がただ一つを選んだものであり、選ばなかった無数にある選択肢をすべて合わせたものと双璧をなす」存在であるということだと思います。

 天皇という存在は、戦前の日本だけの固有の唯一性から解放されて、世界の普遍的な唯一性に格上げされたと思います。現代において天皇という存在の解釈は、変わったのだと思います。鎖国していた日本は、世界から招かれました。そもそも鎖国していた日本人を世界に招いて下さったのは、イエス・キリストを信じている人々でした。その時とった日本人の行動は、王権神授説を引用して、天皇の存在を大日本帝国憲法に盛り込むことでした。それは、日本書紀の記述により関連づけられました。それを根拠にして、既存の日本的精神に則り日本という組織が作られました。そして、先進諸国にならって日本は海外進出を始めましたが、結局すべて失いました。

 戦後においては、日本にも世界における社会的使命があてがわれ、それは日本のことでありながら、日本人が勝手に決めたことではないようです。戦後における日本という国の社会的な使命とは、何でしょうか。それは、日本の国のありようは、天皇が神道、仏教に続き、キリスト教も受け入れて初めて完成する、ということだと思います。

 それは、第二次世界大戦の敗戦によって天皇という存在が失われなかったこと、それはつまり、天皇は戦後になっても日本という国の機能を担っているということです。戦前とは解釈が変わって、日本国憲法で「天皇は国の象徴」であるとして、その存在の保証を明記しています。そういった経緯から考えると、天皇という存在が、天上世界とこの地上世界を橋渡しするような役割を担っていると公式に認めたことだといえるでしょう。

 それはどういうことかというと、明治憲法で採用された王権神授説によって世界に送り出された天皇は、その生い立ちは変わることなく新憲法に引き継がれました。

 過去においては、このような考え方で国の成り立ちを考える国は多くありましたが、現代では、多くはありません。天皇におかれましては、神道、仏教に続き、キリスト教の守護者的役割も加えてほしいということであると思います。

 なぜ天皇が神道や仏教に続いて、日本におけるキリスト教の守護的な存在とすべきであると主張するのでしょうか。それはキリスト教が、日本に対して「科学の提供」という絶大なる貢献をしてくれたという間違いのない実績ができたと思えるからです。このことについては、「天皇と東大」の項目で詳しく説明しますが、この科学によって海外への門戸が開かれ、すべてが始まりました。鎖国していた日本人を世界市民として導いてくれたのは、イエス・キリストを信じていた人々でした。

 次の項目で詳しく説明しますが、簡単にいうと、「イエス・キリストの行った奇跡は科学の原型」であったということです。したがって、科学における追及とは、全能の神の保証のある自然法則を探すことでありました。必然性のある自然法則ともいえるでしょう。

 イエス・キリストの教えは「科学の原型」であるという観点からのものだけではありません。伝統的な神道や日本の仏教では十分に表現できなかった部分、つまり、日本人が潜在的に持っている、「日本人の心」というものが表現できるのではないかと思うのです。つまり、日本人にもイエス・キリストに共感できる心があることを示すことができるということです。それはいったい具体的には、どうことを指すのかというと、戦前の日本人の行動が海外に対して敵対的な性格を示していたということです。日本人が海外に進出したのは初めてではありませんが、そのときもそうでした。日本人は戦前、国体というもので対外的に日本の社会体制を明示して表明して、日本人というのはこういう考えを持った人間たちの集団であると示してきました。しかし、戦後は、これといった日本自身のことを世界に紹介していません。日本民族というのは戦前の姿勢のままで変わらずにいるのですが、アメリカによって示された「平和憲法」によって抑えつけられているだけで、中身は戦前と変わらず、ただ、法によって制限されておとなしくしているだけだと世界の人々は思っているのではないでしょうか。日本人はもっと自らのことを弁護する方法や説明する方法を探し、そして獲得すべきだと思います。あなたが、そして私がその気になれば、イエス・キリストは、いつでも力添えを与えてくれると思います。世界的に認められたイエス・キリストの力や知恵を活用すべきであると思います。イエス・キリストは、人間がみ言葉を守らない場合、神は滅びの道を用意されていることも教えてくださいました。

 鎖国していた日本民族が民族として、新しい機能を獲得することは、大変なことです。苦労を伴うことです。本当に自分のものとするまでの苦労は、並大抵のことではありません。人間が勉強をすることと似ています。キリスト教を介して日本人が潜在的に持っていた心意気、気持ちを今まで表すことができなかった部分を、世界に表すこともできるのではないか、そしてそのような新たな気持ちで天皇陛下に寄り添うこともできるのではないかと思います。

キリスト教と科学

 全能の神が世界を作りましたが、イエス・キリストはその仕組みを教えるために人間の姿で来られました。また、イエス・キリストはその仕組みを利用することも促されました。その方法として、イエス・キリストは奇跡を使いましたが、奇跡は神から与えられた特別な個人の能力に依存したもので、それは誰にでもできるというものではありません。当時の人々は、それをありがたくは思いましたが、結果的に拒否しました。つまり、イエス・キリストを十字架にかけてしまったのです。特定の人間がそういった力を持って活躍する世界を拒否しました。イエス・キリストが復活されることは予言されていましたが、その通りになりました。復活されたイエス・キリストは人々が進むべき方向へ招きます。このことは神からの賜物で、人々が望んだことでした。既存の人間たちは、いきなり神のような力を持つのでではなく、時間というレールに乗って、進化という形で世代をつなぎ、誰でもできるという方法を選びました。キリスト教は、科学の前駆体のような「科学の原型」として表現することもできると思います。科学は人間の通常の進化のレベルを超えることができますが、また科学を行使することにはイエス・キリストに対する責任が伴います。この世界を作ったのは全能の神です。生前イエス・キリストは、人間の身でありながら、神の技とは一体どういうことなのかを「奇跡」として実際に行って人間に示して下さいました。また、復活されたイエス・キリストは、どうすればこの世界の仕組みを発見し、また利用することを、理解することができるか、求めることを促して下さっています。神の技の謎解きを人間にするように促して下さっているのです。科学とは、人間が動物としての通常の進化を超えて、人間が存在すること自体にも、人間の認識機能についても、共に人間の通常の能力を補填、拡張させてくれるものであります。したがって、誰にでも適応可能で、しかも何度繰り返しても成立するものでなくてはなりません。科学の保証人は全能の神であり、人間は保証のあるものを見つけただけで作ってはいません。イエス・キリストが十字架上で被られた、いばらの冠は、実は「科学」のことでありました。これは人間がイエス・キリストに被せました。 イエス・キリストは、この世に生まれた人間が人生の終わりにどうすべきか、その姿を自ら示してくれました。それは、社会的な自己に殺されるということです。そのことも、人々が望んだことでした。罪を犯したから罰として殺されたわけではありません。全く罪を犯したことのないイエス・キリストは誤って殺されてしまったわけではないのです。

復活されたイエス・キリストと共に歩む自己救済2その2に続く

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